いまさら言わなくてもわかっていることなのですが、
羽生結弦選手はいつも予想をはるかに超えてきます。
2017年国別対抗戦でまたしてもやってくれました。
終わりなき挑戦
「どうやったらこういう強い精神力をもつことができるんだろう?」
とおもわず首をかしげたくなるくらいの難易度に
彼が挑んだのです。
究極のプログラム構成。
『4回転を5回飛ぶ』
もはや、人間技とは思えません。
フリーの演技です。
ショート7位から1位へ
20日のショートではまさかの7位に終わってしまい、
直後に天を仰いで「ごめんなさい・・。」とファンやチームの皆さん、
プリンスに対してあやまっていた羽生選手。
迎えたフリーでは冒頭の4回転ループを見事に着氷させ
GOEもつく美しいジャンプでした。
しかしその直後、予定していた4回転サルコウは1回転になってしまいます。
普通の人ならここでダメになってもおかしくないですが、
彼が普通の訳がない。
演技の後半に入り、4回転サルコウ+3回転トウループを成功させました。
さらに、4回転トウループも決めると+1回転ループ+3回転サルコウ
の3連続ジャンプを着氷させます。
プログラムの後半に4回転を3本も着氷させたのは
彼にとっても初めてであり、常に挑戦し続けるその精神力は
自分だけのためではなく、東北への思いがはかりしれないからでしょう。
超難易度のプログラムに挑戦して、演技後はいつもよりも若干呼吸が辛そうでしたが、
それでも数年前の羽生選手の体力とは比べものにならないくらい
スタミナがついたことがこの演技で実証されました。
リンクの上だけではなく、
『常にベストを尽くすために準備している』
日々の食事管理の徹底と天才が努力するからさらに超越した結果
を導き出すんですよね。
最後のトリプルアクセルがシングルになってしまったものの、
得点は『200.49』という結果になり、見事1位奪還をはたしました。
失敗や悔しさが強い羽生を作る
ショートの失敗で本人は悔しくて夜中の3時4時まで眠れなかったといいます。
そしてその時にイメージトレーニングをずっとしながら、
4回転を5回飛ぶことを決断したのでした。
5回のうち、着氷できたものは4つ。
そして、見事に1位に返り咲いたのです。
彼は、いつも予想をはるかにこえてくるんですよね。
失敗後の分析力、実行力、対応力、と
本当にすごすぎます。
この挑戦を目にした観衆からは、惜しみない拍手が巻き起こったのでした。
この成功体験を来年2月の平昌オリンピックに向けて、
て大きな手ごたえになったこと彼が一番感じていることでしょう。
フリー後のインタビュー
どれだけ果敢に挑戦して努力を重ねてもつきることのない反省点。
超人は自分の限界を自分で決めない人ですね。
どうやったらこんな素晴らしい人に育つのか、
それはきっと教頭先生のお父様の教育が素晴らしかったこと、
お金のかかるスケート続けるために家族の並々ならぬ支えがあればこそです。
数年前まではお母さんが手作りの衣装を作ってくれていたんですよね。
そんな愛情をうけて育った彼の努力。
彼の成功の陰には
東北気質の控え目なご両親の存在があります。
喘息を治すことを目的ではじめたスケート。
お姉ちゃんと同じようにジャンプが飛びたいと転んでもなんども立ち上がっていた幼少期。
練習をした東北のリンク。
スケートを途中で辞めないでくれて本当にありがとうといいたくなります。
同じ人間とは思えない。受け答えも大人だなと思います。
まとめ
今シーズンが終わり、お気に入りのプリンスの
ショートが見れなくなってしまうことがちょっぴり残念ですね。
でも次回はどんな曲で、どのようなプログラム構成で
どんな衣装になるんでしょう。
進化し続ける羽生選手が本当に楽しみです。
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