ブラジルではジュースと牛乳をすごくよく飲みます。
そうすると、でるものがゴミですね。
飲んだ分だけその量もかなりのものです。
このゴミをリサイクルして何か役立つ
使えるものにしたくて、牛乳パックでイスを作ってみました。
今日はその作り方をご紹介したいと思います。
*【牛乳パック椅子】の作り方の動画更新しました♪
牛乳パックの手作りフォトフレームはこちらです。
→フォトフレームの作り方◇手作り【牛乳パックフォトフレーム】簡単な工作【作り方動画】付き♪
すぐに使えるダンボールイスはこちらです。
ダンボールでDIYはこちらを参考にしてください。
加湿器の作り方はこちらも参考にしてください。
Contents
【動画】牛乳パックイスの作り方
追記:新たに作成したスツールがこちらです。
説明がもっとわかりやすくなるよう動画を作成しました!
詳しい材料や寸法と型紙は動画の下にあります。
YouTubeのでご視聴される場合は、画面の右下にある歯車のマークをクリックすると、
画質をきれいにしたり、再生スピードを調節したりできます。
牛乳パック椅子◇大人用
サイズは大人が座れるものにしたいので、
牛乳パックとジュースのパックを32本分を
つかっています。
完成したものがこちらです↓
スツールとしても使えますが、
足をのせるオットマンとしてあるいは、
読みかけの本や携帯を置く用のサイドテーブル
として大活躍しています。
仕上がり寸法は
座面のサイズが32cm×32cm×高さ36cmです。
作り方を説明していきますね。
牛乳パック椅子の材料と下準備
・牛乳パックまたはジュースパック32本分
・ダンボール イスの側面・上・下の外側を覆う用
・ダンボール牛乳パックの中に丸めて詰める用のもの
(中に詰める方は少し薄手の方が扱いやすいです)
・薄い発泡スチロール(なくても可です。最近はなしでずっと作っています)
・座面の中に入れるクッション用綿またはキルト芯
クッション用の綿を量り売りしてくれるお店なら150gくらいです。
・外側用の布 (側面と上部のクッション部分に使います)
(椅子の大きさにプラスしてマチを各端の部分に4~6cmほどプラスします)
・木工用ボンド (あればグルーガン)
・ガムテープ(透明なものを今回は使用しています)
・セロハンテープ
下準備としてパックの上部をカットし、中をよく洗い
乾かしておきます。
(空になったらその都度すぐに上部をカットして、
内側をスポンジで洗って乾かしています。)
その後、少し薄手の段ボールを10センチくらいに
小さくカットしたものを丸めて全部のパックに
詰めておきます。
この中に詰めるダンボールの量で、
椅子の高さの調節をしています。
2本の牛乳パックのうち、一方をその中に入れ込んで
ガムテープで周りをとめます。中身が少ないと座ったときに
縮んでしまいますので、しっかり詰めてくださいね。
(作り方のところの写真と動画を参考にしてください)
布地の寸法/Size
必要となる布地は、布地の幅によりますが、
ちいさめの90cm幅の場合でも136cmあれば、
側面の布地をとってその横で座面の布もとれます。
底部分にはダンボールを直接貼るので布地は不要です。
見本の図面ではマチを4cmしていますが、
座面のマチ部分は中に入れる綿やスポンジの
ボリュームによってプラスして調整してください。
少し余裕をもってカットすることをおすすめします。
それからもう一つ念のためのメモとしては、
ほつれやすい布地を使う場合や、薄手の素材を使う場合は、
四隅をカットしないで、四角形のままの布地を使って、
折り込んで接着する方が丈夫に仕上がります。
*動画の作り方を参考にしてください。
牛乳パック椅子の作り方
①写真の左上のように2本のパックを使って1本にします。
この長さが椅子の高さになりますので、中の段ボールの量を
増やしたり減らしたりしてみて調整してください。
②接合部分をガムテープで留めます。(上の写真の左上参照)
それを16個作り、横に並べて4つくっけたもので
1列分作ります。これが4列必要です。
(上の写真で右上参照)
③②で作ったものを、ガムテープで貼り合わせます。
四角に整えて、全体をさらにガムテープで、
真ん中と上下をグルグルまいて形を整えます。
④ダンボールを側面用・上下用をカットして貼ります。
上の型紙でいうと、青色に色が塗ってあるところ
が側面と上の部分の寸法になります。
側面にダンボールを少し水で薄めたボンドで貼ります。
注:底と座面のクッション部分はまだ貼りません。
ちょうどテレビを買ったときの包装されていたダンボールが
あったので今回はそれをカットして椅子の周りに
貼って表面の凸凹をならしました。
ダンボールは上部のクッション用が
32cm×32cmでカットします。
イスの底に貼る用のダンボールは
30cm×30cmにカットしてひとまわり小さくします。
薄手の発泡スチロールは座ったときの座り心地を
良くするために座面より一回り小さくカットしておきます。
(上の写真で左下参照)
これはクッション用の『綿』を入れるので、なくてもかまいません。
外側を貼りつける
⑤お好みの布地をカットして薄めたボンドを塗り
イスの側面に貼りつけます。
(上の写真の左下参照)
まちの部分は上下で折り、端の部分を
少し内側に折り込んで接着剤で固定します。
次に底のダンボールを接着剤で貼ります。
見えない部分なので、直接貼り付けでOKです。
今回大きな布地がなかったので、座面の布地を
ハギレでぬいあわせて作りました。
*一枚の布で作る場合はミシンは使う必要は
ありません。
(右上)
座面の作り方
⑥座面の作り方は『 布地→綿→発泡スチロール→段ボール』の順に重ねて
4辺を薄めた接着剤をぬり、まず座面部分のみ乾かします。
(乾くまではセロテープで固定しておきます。)
乾いたらその後、本体座面部分に薄めていないボンドをぬり
貼りつけてセロテープで乾くまで固定します。(下の写真)
乾いたら完成です!
追記:2作目の椅子の方は、我が家で一番偉いニャンコが
すごく気に入ったらしく、いつも座っています(笑)
ほとんど使えず・・。
使い方のアイデア
ブラジルではバースデーパーティーやちょっとした
ホームパーティーを行う機会が非常に多いんです。
そんなときに、ゲストの皆さんがくつろげるように
サイドテーブルと組み合わせたりして活躍しています。
まとめ
『牛乳パックで椅子の作り方◇大人が使えるスツール』
いかがでしたでしょうか。
手作りすると飽きた頃に外側の布地を
変えてみたり、作りなおしたりが
簡単にできるのでいいですね。
捨てるはずだった牛乳パックをリサイクル
しているのでゴミを減らして環境にも優しい。
なにより自分で作ると愛着がわいて大切に
使いたいと思える点がおススメです。
ぜひお試しください。