海外で暮らしていると一番困るのが食文化の違いです。
時折、日本食が無性に恋しくなります。
なかでも特に、お寿司が食べたくなりますね。
そんな時につかえるパラパラのお米をくっつける『裏ワザ』ご紹介します。
あくまでもこの裏技は、完全にパラパラだったお米が
くっつきやすくなり扱いやすくなるというものです。
その後の調理方法次第で、またパラパラになる場合がありますのでご留意ください。
パラパラのお米をくっける裏ワザ
ブラジルでは、お米はインディカ米という細長いお米が主流です。
きっと、「タイ米みたいなお米」と言った方がわかりやすいですね。
そしてふだんご飯を炊くときは、お鍋を使っているんですが、
お米2合に対して、小麦粉大さじ1を途中の工程で加えるんです。
写真で説明したいと思います。
裏ワザの工程・小麦粉を加えるタイミングは?
①2合のお米を水で洗います。3回くらい水をかえたらざるにとって
水を切ります。
②熱したお鍋にサラダ油を少々入れ、①の米を入れる。
その後、水を加える。
鍋でお米の炊き方と水の量は、こちらで詳しく解説していますので参考にしてください。
③水を加えた所で、小麦粉を大さじ1加えてよくかき混ぜる。
火加減は弱火で。
④米の表面に穴があいてきたら水をたす。
⑤蓋をして9分加熱して、火を消したらそのあとは9分蒸らす。
できあがったお米
こちらが炊きあがってお米です。
右側に写真でお米がくっついているのがわかりますでしょうか。
このまま食べるのがおススメです。
ブラジルのお米事情
ブラジルでも主食はお米です。
その点は助かるんですよね。
お鍋でご飯を炊くことにも慣れてしまえば
かえってこちらの方が時間も早くできあがります。
味もこれといって問題なく、いつも美味しく食べています。
がっ!!
気をつけないといけないことが1点だけ。
常温で保存すると虫がわきやすいです。
これはブラジルの気候のせいもあるのですが、
苦い経験の末、私は冷蔵庫で保存するようになりました。
あなたも気をつけてくださいね。
日本のお米とブラジルのお米の値段の差
先日に日本の食材を販売しているお店を探して
買い物に行ったんですが、そこで日本のお米と近い品種
のお米が売られていました。
そのお値段たるや、見てびっくり!
通常5kgのお米がインディカ米なら特売の時に、
12レアル(約430円)くらいで買えるんですね。
日本のお米に近いものはその3倍以上の値段がしていました。
パーティーの時にお寿司を出してあげたいけれど、
毎回食材に凝るわけにもいかないので、
裏ワザで乗り切りたいと考えています。
まとめ
冒頭にもお伝えしましたが、今日ご紹介した方法は、
パラパラのお米がくっつきやすくなるというものです。
完全に日本のお米のようになるわけではありません。
もともとパラパラなのが海苔の上にのせる時に扱いやすくなる
という感じです。
すし飯にする時に加える寿司酢の分量が多すぎると
またバラバラになってしまいますので少し少なめにする
など工夫と配慮をお願い致します。
また近日中にお寿司の作り方もご紹介する予定です。
海苔巻きの作り方更新しました。