先日朝起きて水道の蛇口をひねったら、
「あっ!水が出ない!」
と急に水が出なくなってあせった事件が起こりました。
それにこりた管理人のBalalaikaは、とうとうあれを買うことにしました。
例の緑のでっかいやつ・・です。
今日は、ブラジルの水不足の話題です。
ブラジルと日本の決定的な違い
「ブラジルに来て一番不便だと感じたことを一つだけ
あげてみて。」と、もし誰かに聞かれたならば、
わたしはトイレ事情をあげます。
こちらに来たことがある人、暮らしている人ならば、
分かると思いますが、トイレには日本のようにトイレットペーパーは流せません。
それも考えてみれば無理もありません。
日本みたいに国土がコンパクトで豊かな国ならば
インフラも整いますが、国土面積は広いし、
資金はないしとなったら整っているはずがありません。
ですので、トイレットペーパーは流しちゃダメなんですね。
シャワートイレもないし、それはそれは不便に感じます。
でも間違って流してしまったら、つまりの原因になってそれこそ
大変なことになってしまいます。
そして、しばしば水が足りなくて、流せないということも起こるんです。
水がなくなると人はどうなる?
さすがに、水が突然なくなると人間は恐怖を感じるんですよ。
冷蔵庫やブラジルの茶色の陶器でできた『Filtro de barro』という
浄水器にお水が入っていたから、かろうじて『飲み水』は確保できたものの、
料理することも限られますし、お皿も洗えません。
トイレもタンクに水があるから、1回だけは流せるけれど・・。
という状態になるんですね。
これにはさすがにこりました。
水不足対策
引っ越す前に住んでいた戸建てのおうちにはあったんですが、
あまりに大きくて場所をとるからアパートでは購入を躊躇していたもの。
それがこれです↓
108リットルのお水が入る巨大タンクです。
先日みたブラジルのニュースでは、
水不足解消のために戸建てに住んでいる人が、
雨が降ったら、このようなタンクに
雨水をためているそうです。
タンクを求めて
ホームセンターや近所のお店を何軒もまわったんですね。
もう少しデザインがおしゃれなものを探したんです。
希望する色やタイプのものは残念ながら
タンク容量が小さすぎて今回は断念しました。
で、この緑の大きなタンクになるわけですね。
水道代の節約を目指す
我が家では先月の水道代は、
日本に住んでいたときの約2倍の請求金額の
請求書が届いていたんですね。
日本のように湯船につかるわけでもないのに。
考えられる原因は、お洗濯をたくさんやったことのようなんです。
今後は洗濯の時のすすぎ水をタンクに取り置きして、
水不足の時にも備えつつ、節水もできると
まさに一石二鳥です。
まとめ
『郷に入っては郷に従え。』
ブラジルの一般の家庭で行っていることを
どんどん取り入れて、節水とそして
少しでも光熱費の節約になれば
いいなと期待しています。