数日後に控えた第89回アカデミー賞
の授賞式。
今日は受賞が決まるまえに知っておきたい
ノミネート作品の内容についてご紹介したいと思います。
作品賞の最有力候補
今年の最多ノミネートはハリウッドを描いた作品である
『ラ・ラ・ランド』です。驚異の13部門にノミネートということで、
今年の最有力候補と言われています。
ハリウッドのスターに憧れる主人公のお話を、
ハリウッドで働く人たちによって受賞作品が決まるアカデミー賞で
選ばれない方が確率的にも低いのではないかと思います。
ラ・ラ・ランド
日本でも2月24日から公開されている『ラ・ラ・ランド』。
予告編です。
こだわりの撮影技法でシーンごとの映像がとても美しいです。
対抗馬『ムーンライト』
少年の成長を描いた作品です。ラ・ラ・ランドのような
華やかさはありませんが映画の中のリアリティについ引き込まれます。
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
ケイシー・アフレック演じる主人公の悲劇とその戦いを描いた
作品です。
数年前までは友達もいて、奥さんや子供に囲まれていた人生を
送っていた主人公が、なぜ暗い人間になったのかや人間嫌いになって
しまったかその理由を描いた映画です。
映画の内容もさることながら、この映画はもともと
マットデイモンが演じる予定であった作品なんです。
この役を親友で幼なじみのべンアフレックの弟である
ケイシー・アフレックに彼が譲ったというまさに、『男の友情』を
感じさせる秘話があります。
もしケイシーが主演男優賞を受賞したら、
さらなるドラマが見れることになるので目が離せません。
日本では2017年の5月に公開予定です。
主演女優賞争い
『ラ・ラ・ランド』エマ・ストーンと音痴なオペラ歌手を演じた
メリルストリープ、さらには『ジャッキー』でまるで生き写しのように
ファーストレディを見事に演じたナタリーポートマンです。
トランプ批判で一躍注目のまととなったメリルストリープ。
トランプ大統領は『ハリウッドで最も過大評価されている女優 』と
反撃していましたね。
私はメリルストリープは大好きな女優さんの一人ですし、
素晴らしい女優さんだと心底思います。
彼女は絶対音感をもちもともとミュージカルを舞台でやっていた女優さん。
歌も非常に上手い。
そのメリルが、いかに音程をはずして歌かというところが見所です。
さぞかし難しかったと思われます。
心に迫る感動を呼ぶエマ・ストーンの歌唱に対して、
少々不利な感じもしますが、だれがとるか楽しみですね。
エマの歌です。
まとめ
映画は一瞬にしてその世界に引き込んでくれます。
好みはいろいろありますが、
どの作品も演じている人や作っている人の
思いがつまっていますね。
その背後にあるストーリーも知ることで
違った見え方を楽しむことができるのも
映画のおもしろさです。
結果がどうなるか楽しみですね。