海外で作る手作り豆腐の今日は2日目です。
お豆腐を手作りすると『オカラ』もたっぷりとれて
栄養もあり、美味しくて、しかも節約できてまさに
いいことずくめです♪
管理人も日本にいたときはよくスーパーでオカラのお惣菜を購入していました。
ほんの少しの量が入ったものでも200円くらいの値段がしていました。
昨日準備した大豆を使って、
今日はさっそく作り方のご紹介をしたいと思います。
使う道具や前日の準備についてはこちらも参考にしてください。
ちまたに出回っている手作り豆腐の作り方の中には、
誤った記さいがされているものが結構あるんですよね。
それを信じて作ると失敗しちゃうのは気の毒だなと思います。
作るときの注意点にもポイントを当てたいと思います。
手作り豆腐の材料と道具
◇お豆腐2丁分の材料
・大豆300g (下準備として前の晩から1リットルの水につけておく)
・にがり(液体)12.5g (豆腐を固める段階で50ccの白湯(さゆ)と混ぜあわせる)
・鍋用の水 1.3リットル(沸騰させます)
使用する道具としては
- ミキサー
- 大きめのボール
- ザル
- 温度計
- 木べらや木しゃもじ
- 大きめの鍋
- 計量カップ
- おたま
- トレー
- 重石になるもの(水を入れたコップやびんでも可)
- お豆腐キットのこごし布袋と仕上げ布と豆腐型
を使います。
生呉(ナマゴ)を作る
①ミキサーにお玉で大豆とつけておいた水を
均等にとり3回に分けて各2分ずつ撹拌します。
3回分でできたものがこれ↓
これを『生呉(ナマゴ)』といいます。
火にかける
1.3リットルのお湯を沸かした大きめの鍋の中に、
できた生呉(ナマゴ)をいれます。
(このときにドバっと入れてしまうと、お湯が跳ねたりしますので、
やけどしないよう気を付けてください。)
そして、木しゃもじなどで焦げないように弱火で
ゆっくりとかき混ぜ続けます。
泡がたくさん出てきますがそのままでOKです。
沸騰してきたらいったん火を止めて泡が
少し減ったらさらに8~10分弱火で煮ます。
泡がなくなりできたものがこちら↓
色が少し濃くなったのがわかりますか?
キットに含まれている『こごし布袋』を
ボールとざるをセットしたものに準備し、
煮汁を濾過します。
このとき熱いので火傷をしないように気をつけてくださいね。
ろ過すると下に豆乳が落ちます。
最後の方は、手を水で濡らして、こごし布袋を直に持って
しっかりとしぼります。
袋の中に残ったものが『オカラ』です。
下に落ちた豆乳の量はこれだけありました↓
大き目の鍋に豆乳を入れて、弱火にかけます。
こげないようによくかき混ぜながら温度計で
はかりながら80度になるまで加熱します。
80度になったら火からおろして、ボウルにあけます。
その時に用意してあった『液体にがり』に50ccの白湯(さゆ)を加えます。
※白湯とは水を沸騰させて少しぬるくさましたもののことです。
これを豆乳液の中に、
しゃもじに少しずつたらしながら『にがり液』を加えていきます。
たらし終わったらゆっくりと2回(ここがポイント!!)、
全体を底の方からかき混ぜます。
(注意:この時に混ぜすごると固いお豆腐ができます。)
にがりを入れて15分くらいすると全体的に固まってきます。
トレーの上に豆腐型をおき、上から布巾をかけます。
にがりを入れてから15分後がこちら↓
布巾をしいた方にお玉ですくって入れていきます。
下の方から水分がたくさん出てきます。
とれた豆乳全部の量がこの型の中にちょうど入りました。
下から水分が出てきているのがわかります。
布巾でくるんでさらに上に蓋をして水切りをします。
この時のおもりの重さは500gから800gの間にしてください。
重すぎると固いお豆腐になりますよ。
おもりとして500CCの水が入った瓶をおき水切りをしました。
15分経過後水きりができたら、そっと型からはずして
布にくるんだ状態で、お水をはった容器にゆっくりと入れていきます。
布巾をそっとはずして30分にがりのあく抜きをします。
その後冷蔵庫で冷やして完成です!
写真は2丁のお豆腐分のサイズです。
自分で作ったお豆腐は大豆の味がちゃんとして、
美味しさに大満足ですよ。
豆腐の保存方法
これは暮らしの知恵といいますか、
豆腐の保存方法についてです。
【お豆腐】って、買ってきたらそのまま
冷蔵庫に入れている人が多いと思います。
するとすぐに傷んでしまうんですよね(;^_^A
お豆腐屋さんのせがれの知人がいて
その人から聞いた話なんですが、
豆腐の保存の方法は、
深めの容器にお水をたっぷりいれて、
お豆腐の頭が隠れるくらい水に浸すようにして
蓋をして冷蔵庫で保存します。
買ってきたものはすぐに開封して、深めの容器に
たっぷりの水を入れて水に浸すようにして保存します。
毎日きれいなお水にとりかえれば1週間くらいもちますよ。
※地域や気候によって異なる場合があります。
オカラの活用
この手作り豆腐の工程でできた『 オカラ 』で,
クッキーやハンバーグを作ってもいいです。
すぐに使わない時は、蓋つき容器に入れて冷凍保存も出来ます。
早めに調理して使いきる方が栄養価は高いです。
今回は『 うの花 』を作りました。
*オカラを使ってつくる『オカラクッキー』はこちらを参考にしてください。
まとめ
手作り豆腐はいかがでしたでしょうか。
自分で作ってみて、はじめてお豆腐って
作るのが大変なんだなとわかります。
でも、自分で作ると中に入っているものが何か
わかって安心して食べられる点がいいですね。
スポンジケーキもお豆腐も調理の過程での温度が大切です。
オカラはいろいろなものに活用できるので、
改めてレシピをのせたいと思います。
下は今回使用したお豆腐キットです。
数回作ればキット分のもとは回収できるはずですよ。
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