ブラジルで体験した恐怖体験シリーズ。
こわくて眠れなくなった実話の恐怖体験Part2です。
義理の父の家へ1週間ほど泊まりで
遊びに行った時のこと。
朝6時半に車でBrasiliaを出発し、長いドライブの末、
17時間かけて到着したその街は、
まっ暗闇につつまれていました。
これはその街に来て、3日目の夜の出来事です。
このあたりでは多くの農場があり、義理父も敷地内に
大きな家を建てていました。
ブラジルの一般的なお家は、戸建だと通常2つ
のシャワールームとトイレがあるんですが、
そこの家には3つのシャワールームとトイレが
備わっていて私たちの泊まった部屋の中にも
そのうちの1つがありました。
ここのお部屋に泊まる人はどうやら私たちが
初めてみたいで、ペンキのにおいや接着剤の
新しい家,それ特有のにおいがしました。
昼間にお部屋の換気やお掃除をして、
その夜、熱いシャワーを浴びようと思い
シャワールームに入って服を脱ごうとしたその瞬間、
カタッ…..
という音が聞こえ・・・
背後を振り返って見ると・・・
何かが宙に浮かんでいる・・。
目をこらして良く見ると、
シャワールームの奥にある排水溝のふたが
宙に浮かんでは、落ち、また浮かぶ・・・。
「!!!!」
「ぎゃ~~~~~~っ〇×#△!!!」
ものすごい勢いでシャワールームを飛び出し
助けを呼びにいきました。
人間恐怖を感じると言葉にならないんですよ。
私「ポッ、ポルターガイスト現象がおこっている!」
やっとの言葉を伝えて、恐る恐る部屋に
戻ってシャワールームを点検してもらいました。
シャワールームの角にある15cm四方の排水溝のふたは、
また宙に浮いたかと思うとまた、落ちるをくりかえしている。
しばらくして、ポルターガイストの原因がわかりました。
彼「perereca。」
私「なに?それ?」
排水溝の中から出てきたのは
水道工事の際、どうやら迷い込んだまま、
閉じ込められていたところを必死にジャンプしていたため、
排水溝のふたが何度も宙に浮かんでいたのでした。
心臓に悪いからやめてよ・・。
◇ブラジルで体験した恐怖体験Part1
◇ブラジルで体験した恐怖体験Part3(ミッションインポシブル)