猫好きのあなたなら知っていると思いますが、
猫の好きな物には段ボール箱・レーザーポインタ・マタタビなどがありますね。
(一部の猫は興味を示さない場合もあります。)
実は最近、我が家の猫のJunny(ジュニ―)がオリーブにものすごく
反応することを発見しました。
これはブラジルの猫だから??
日本にいた時には、あまりオリーブを家で食べる機会がなかったせいもあり、
歴代の猫ちゃんでは見たことがなく、びっくりな現象です。
猫とオリーブの関係についてご紹介したいと思います。
オリーブを食べようとするとニャーニャー
オリーブ入りのサラダを作っていた時のことです。
オリーブの入ったビンの蓋をあけてナイフでカットしていたら、
遠くにいた猫がやってきて足元で『ニャー!ニャー!』とやたら鳴くんです。
『今日はやたらうるさいな・・。』とおもったけれどそんなに気にしていませんでした。
しばらくするとオリーブのた種を捨てたゴミ箱の中に猫が顔を突っ込んでいるんです。
オリーブをあげてみた
『そんなに気になるの??』と思い小さくカットしてオリーブの実をあげてみました。
うれしそうに、即完食。すごく満足げ。
そして『もっとくれー!』と言わんばかりにまたまた『ニャーン!ニャーン!』が始まりました。
この現象は私が食事をしてオリーブ入りのサラダを食べている時、
そしてオリーブの蓋を開けた時にいつも起こるようになりました。
オリーブ(Olive)とは
モクセイ科の常緑小高木。地中海沿岸原産で、
世界各地の暖かく乾燥した地方に栽培されている。
高さ7~10メートル。未熟の果実を塩漬けにして食べ、
また熟した果実からはオリーブ油をとり食用にあて、
化粧用の香油や石鹸原料・薬用に使用されている。
創世記の記述から、平和のシンボルとされている。
~ブリタニカ国際大百科辞典より抜粋~
なぜ猫が反応するのか
全部の猫に同じ反応があるわけではないものの、
多くの猫がオリーブを好むというのは事実です。
『イソプレノイド(isoprenoid)』として知られている化合物を含んでいることが原因です。
これは化学的にカニップの活性成分に似ています。
『テルペン(terpene)《主として植物に含まれる化合物のうち、
5の倍数のものの総称:香料・薬に使用》』
イソプレノイドは主にピーマンとカラマタなどの様々な種類の
緑色のオリーブに含まれています。
食べても害はないのか
この化学物質は、ネコの鋤鼻器官のレセプターに結合します。
ヒト以外のほとんどの動物とともに、猫は主にフェロモンを
感知するために鋤鼻器官を使用するのだそうです。
レセプターに対する喜ばしい効果は、イヌ科のイヌとある種の猫に影響がみられます。
猫は、オリーブに直面したときに悲鳴や乞食などの行動を示すことがあります。
しかし、オリーブを摂取することに起因する効果は特に認められていません。
そしてすべてのネコに影響するとは限りません。
オリーブを食べることはネコに悪影響を及ぼさないとの報告も見られますが、
ネコへの栄養価値はほとんどなく、食べ過ぎると
下痢の症状が出る場合があるとのことです。
まとめ
『猫とオリーブ』の関係いかがでしたでしょうか。
もしあなたのかわいい猫ちゃんがまだオリーブの経験がないのなら
一度どんな変化があるか試してみてはいかがでしょうか。
悪い影響はないようなので、いつもと違った
猫ちゃんの一面がきっと見れると思います。
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