「ブラジルでの生活は、なにごとも経験だ!」
と日ごろから思っている管理人lalaikaですが、
過去に1回だけは
「もう無理ーーっ!!」
って、
叫んだことがあります。(汗)
今日はその時のお話です。
もちろん実話ですよ。
う~ん・・あんまり思い出したくないですが・・。
ブラジルで一番思い出したくない日
こちらにきてまだ2ヶ月目くらいだった時のこと、
いつものようにお昼の支度をはじめていました。
こちらでは日本のお米とちがって、細長い「インディカ米」という
お米を食べるのですが、炊飯器ではなくお鍋で毎回炊くんですね。
いつもと同じ要領で、鍋を火にかけてサラダ油を入れ、
玉ねぎを少々みじん切りにして鍋に入れ、炒めていました。
「さぁ、次はお米の番!」
と思い、
高さ30cm縦・横の幅が25cmくらいのお米を入れている
プラスチック製のケースの蓋をテーブルの上で開けて、
中に入れてあった量り用のグラスを持って、
お米をすくおうとした瞬間!!!!
お米が動く!
いえいえ、違います。
白いウジ虫が大量に発生していて、
中からたくさん出てきたんです。
「ぎゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
私は大の虫嫌い。
苦手なんてもんじゃありません。
でも、ご飯の準備をしないとお腹をすかせて旦那さんと、
義理の妹が間もなく帰ってきます。
勇気を振り絞って、
せめて食べる分だけでも使えるご飯をすくいたいと思い、
目をつぶりながら、
二度トライしてみましたが、中から次々に這い上がってくる虫は
まるでホラー映画のようでした。
「やっぱり、無理~~~っ!」
「むりだ~~~~っ(泣)!!」
もう思いだしただけで、ぞわぞわする・・。
気持ち悪くて太刀打ちできませんでした。
気を取り直して、
「せめてふたを閉めなくては・・。キッチンが大変なことになってしまう!!」
と思い、泣きながらふたをしめました。
そして自分の部屋に走って逃げて引きこもりました。
しばらくして、義理の妹が帰ってきたので、言葉が通じないため英語と
ジェスチャーを交えて伝え、理解してくれた妹が、魔のBOXを家の外に置いてくれました。
たくさんはいあがってきた虫たちも義理の妹が掃除をしてくれました。
「なんと頼もしい妹なんだ・・。」
とそのときは涙ながらにすごく思いましたよ。
そして新しいお米を買ってきてくれて、
お米を入れるために別の入れ物を洗って、
買ってきたお米を入れてくれました。
ほんと、妹よありがとう。
私が住んでいるブラジリアは年間を通じてあたたかく、気温はだいたい
20度から30度くらいなんです。
春から夏の気候が一年中続いている感じですね。ということは、虫にとっても
繁殖するのにいい温度ということなんですね。
日本のお米と虫よけ対処方その1
日本でもお米に虫がわいたことがないわけではありません。
黒い?小さな虫とかみたことがあります。
ただ、こちらのは虫のタイプが違うんです(泣)。
気持ちの悪い話が続いていますが、
虫が沸いた時の対処法としては次のような方法があります。
・新聞をひいて天日に干す
そうすると1時間ぐらいで虫が出てくるということです。
その後、虫を取り除けばお米も食べれるらしいのですが、私はこの方法を
する勇気がなく、出てきたものをどうすればいいかを
考えた段階でむりと判断しました。
お百姓さんごめんなさい。(涙)
虫よけ対処方その2
虫がつく、あるいは虫が発生する前に、出来る対処法としては、
・唐辛子を入れておく
・冷蔵庫で保管する
という方法が有効です。
唐辛子は日本にいる時にやっていた方法です。
ふたのあるケースならテープでふたにくっつけておくといいです。
また場所をとりますが、夏場なら日本でも冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。
あと、お米を入れ替える時には、容器を必ず洗うことも大切ですね。
追記:お米を買ってきたらいつもフタ付きのプラスチックの容器に
入れて冷蔵庫で保管するようになって2年経過しました。
あれ以来、一度も虫問題は発生していません。
冷蔵庫保管とってもおすすめです^^
まとめ
お米をおいしく食べるためには保存方法も気を使い
事前に虫よけをしておくことで
私のような体験をしなくてすみます。
まずは唐辛子を入れてみてくださいね。
追記:あの恐怖体験以降は、5kgの袋に入ったお米を
買ってきたら、すぐに冷蔵庫に入れるようにしています。
お米専用のプラスチックの入れ物を購入して、
移し替えています。
それからというもの、問題なく安心してお米を扱えています。
お米に虫を発生させない方法は、
こちらの記事も参考にしてください↓
それでは!