今日は 夏休みに入ったということで 夏休みの工作として、
あるいは音楽に興味を持ってもらう教材としても使える
手作りの楽器の作り方をご紹介したいと思います。
それが、【1弦ギター/ 缶ギター】です♪
小さなお子さんは大人の人と一緒に作ってもきっと楽しいですよ!
それでは、さっそく始めましょう♪
材料と道具
材料はこちらです。
◆材料
◯缶 高さ約10.5cm 直径10cm 1つ
◯木材 長さ80cm 幅3cm 奥行き 1.5cm
※木材の大きさは多少違ってもオッケーです。
◯スクリューネジ(ナットとボルト) 4つ
◯ヒートン 丸型 1つ
◯ギターの弦 1本




道具は以下です。
◆道具
◯電動ドリル
◯軍手
◯スクリュードライバー
◯キリ
◯ペンチ
◯えんぴつ
◯ペン

DIY 1弦ギターの作り方【動画】
作り方がわかりやすくなるように動画を2つ作りました。
上の動画は、音声解説は無しで、BGM付きの動画です。
このギターを作るきっかけとなった旅先での思い出とともにお届けします。
下の動画は、日本語での音声解説と英語字幕付きで作り方を説明している動画です。
お好み似合う動画を下の解説と合わせて参考にしてみてください。
1弦ギター/缶ギターの作り方【前半】
カンは洗って乾かしておきます。

カンに木をあてて、ネジを付けるための位置を決めます。
木にえんぴつでしるしを3ヵ所つけます。



カンにも同じ高さの位置になるように、印をつけます。



印のところをドリルで穴を開けます。




ドリルを使うときは、最初はゆっくり始めて
ドリルに慣れてくださいね。
缶の上のところに弦を通す位置を決めて
印をつけます。



印のところは、キリで穴を開けます。




弦を通すカンの上のところも
キリで穴を開けます。


木材の3つの穴にスクリューネジをはめます。

途中からスクリュードライバーを使って
しっかり奥まではめます。



軍手をはめてカンと木材をのネジの位置を合わせて
木材のスクリューをカンの穴にはめます。

穴の大きさが小さいところは、
ドライバーなどで大きくして調整してください。



缶の内側からナットをはめて手で閉めます。



ペンチをつかってナットをきつく閉めます。


カンと木材を固定することができました!

前半はここまでです。
少し休憩しましょう♪
1弦ギター/缶ギターの作り方【後半】
それでは、後半のスタートです。
木材の上のところに、ヒートン(弦を巻き付けるための金具)を
つける位置を決めます。


ヒートンをグリグリと当てて、印がついたらキリで
穴を開けます。

そこにもう一度、手でヒートンを
時計回りに巻くようにして埋め込みます。


※このときにヒートンは、木材を貫通するほど深くまで
埋め込まなくて大丈夫です。
ギターの弦をカンの下側から通します。




上のヒートンの穴に弦を通して
弦の先を何度も巻き付けます。



ブリッジの役割として、弦と木材の間に
ネジを1つはめます。



ヒートンを時計回りにペンチで回しながら、
弦のはりをちょうどいいところに調整します。

ちょうどいいはりになると、音がより良くなります♪
かんせい♪

1弦ギター/缶ギターを上手に作るコツ

【1弦ギター/缶ギター】を上手に作るコツは、
全部で3つあります。
1つ目は木材とカンを固定させるためのネジを通すための
穴の位置を同じにすることです。
えんぴつやペンでしるしをつけるときに、
ズレないように気をつけましょう。
2つ目は、カンの穴を開ける時にスクリューネジが
スムーズに通りやすくなるようにカンの穴を大きくすることです。
木材とカンを固定する時に内側からナットを
使いますので、ある程度大きくてもしっかり固定させることができます。
3つ目は、弦をカンの下から通した後、上のヒートンの穴に弦を通し、
巻きつけてちょうどいいハリまで調節するところです。
弦がゆるんでいるとキレイな音が出ませんので
ハリが決め手になります。
弾くときは、弦を抑えるための輪っかのような
【指はめ】があるとより良い音が出まよ。

まとめ
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます。
缶ギター/1弦ギターは、いかがでしたでしょうか。
このDIYをきっかけに、音楽に興味を
持ってもらえるたらうれしいです。
季節の飾りや紙おもちゃなど、
新作を随時ご紹介していきます。
また、遊びにきてくださいね!