ブラジル編

ブラジルと日本の文化の違い(住まい編)

最近近所に続々と建築されているオフィスや

マンションの建物があります。

今日は日本の家とブラジルの家では、

どのような違いがあるのかを

比べてみたいと思います。

Sponsored Link



  ブラジルの1階は1階じゃない?

最初にブラジルのマンションについてのお話なんですが、

エレベーターに乗ると操作ばんがこんな感じです↓

s-IMG_0276

『0 (ゼロ)』というボタンがあります。

そこが、エントランスになるんです。

そして、そちらが日本の建物の1階部分に該当します。

ブラジルでの1階はその上の階になり、

つまり2階にあたります。

2階は3階に、3階は4階にという具合です。

全ての建物を見たわけではないですが、

この作りのものが多いです。

  水がでないは当たり前?

s-waves-circles

これは住んでいる地域に左右されるところも大きいのですが、

最近は週1ペースでお水がでなくなる日があります。

ブラジルは天候に左右され、雨が降らないと深刻な水不足になります。

そのために、地域ごとに順番でスケジュールがくまれて、

週に1階くらいのペースで水が止められるんです。

ちなみにこの記事を書いている前の日の昨日がその日に該当しました。

水が数時間でなくなりました。

 

そして今日も半日ほど水がでなくなりました。

 

水が止められる日は事前に伝えられますが、

予備日として予定されている日以降も

でなくなることがあります。

ブラジル移住し始めのときはびっくりしましたが、

今は前もって水をためておくようにしたり、

常に非常時に備えて、家のあちらこちらに

水を入れたボトルを置くようにして、

そしてきわめつけは大型の貯水用タンクを購入して、

そこに洗濯で使ったすすぎの水を貯めるようにしました。

このおかげで、トイレが流せないという事態は

回避できるようになりました。

この方法は水道代の節約にもなっています。

また水回りに関して言えば、

ブラジルの大半の戸建てやマンションの造りは、

トイレが2つ、シャワーも2つ備わっているものが一般的です。

大勢人が住んだり集まるからこその造りになっています。

  突然電気が消える?

book-1936547_640

はい、消えます(笑)。

先ほども10秒ぐらいでしたが

突然の暗やみに襲われました。

原因は不明です。

こちらに来てから8ヶ月の間に、

4回くらい停電を経験しました。

でも長時間ではなく、アクシデント的な感じで、

突然消えますが、比較的速く復旧します。

 

ですので、『キャンドルをともして過ごす・・』

なんてことは、1回だけです。

 

他は携帯の電気やパソコンの電池の電気でしのぎました。

  管理人さんは24時間体制

bodyworn-794099_640

マンションの場合、日中と夜で交代で管理人さんがいるところが多いです。

少しラグジュアリーな所は、24時間体制で

何人もの人でシフトを組みながらセキュリティー警戒しています。

 

一戸建ての場合は、お金持ちの人の一戸建てのお家の周りには、

高い壁はもちろん、電流が流れている針金でおおわれています。

防犯カメラもあたりまえですね。

セキュリティーのため犬をかっているのも

うなずけます。

 

泥棒がおおいので自分の身は自分で守らないといけません。

今のところ、わたし自身は被害などにまだあったことはありませんが、

友人に聞いた話によると、裕福な方をねらった犯行グループがいて、

その友人の知人で非常に裕福な方が、恐ろしいことに

強盗事件に巻きこまれてしまい命を落とされました。

 

放火されて殺害と残忍な手口だったといいます。

エリアは違いますが、何があってもおかしくないので、

日ごろは目立つような行動、服装は慎むようにして過ごしています。

  騒音問題・近所の話し声がする?

s-bedroom-0211

これも『Yes 』です。

日本の住宅の中でも、特に最新の建築技術のものは機密性が

非常に高くなっていますね。

ブラジルの高層マンションは見た目も豪華で

プールがついていたりするんですが、

扉の構造や壁の構造、窓のサッシの作りは地震に対しての

厳しい基準を満たして対策を施してある日本のそれとは

大きく違います。

 

天井と床は鉄筋コンクリート、でも壁はレンガを重ねて

コンクリ―トで固めてある・・・3匹のこぶたのお話に

出てくるようなレンガのお家がたくさんあります。

「この造りで、本当に大丈夫なの??」

と、

思わず思ってしまいます(笑)

 

その大きな理由はブラジルには【地震】がないからです。

※微震はありますが、大きなものはここず~っとありません。

「地震のない国」とよばれる理由がそこにはありますね。

ですので、簡易的な作りのため、トイレの水の流れる音や

何かしらの生活音、ジューサーの音とか

電話の鳴る音などが聞こえてきます。

大きな声で会話をするせいかもしれませんが、

話し声もよく聞こえてきます。

サッカーの試合のある日は、テレビを見ていなくても、

周りから聞こえてくる歓声で勝敗がわかりますよ^^

  まとめ

日本とブラジルの住まいの違い、いかがでしたでしょうか。

シャワーだけの暮らしにもようやくなれてきました。

トイレにトイレットペーパーが流せないこと、

水がなくなることなどの不自由もありますが、

短所もあれば長所もあるものなので、

またあらためて記事にしようと思います。

サイトマップ

Sponsored Link