錦織圭選手のお陰でテニスの人気が日本でも
高くなる中、元王者ジョコビッチ選手が格下相手に
敗退をきしました。今日はジョコビッチ選手のお話です。
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ジョコビッチ世界117位イストミンに敗れる
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は
19日 に男子シングルスの2回戦が行われました。
そこで3連覇と7度目の優勝を狙っていたセルビアの第2シードのN・ジョ
コビッチ。
しかしこの日、全豪オープンを6度制している元王者の
ジョコビッチを、7-6 (10-8), 5-7, 2-6, 7-6 (7-5), 6-4のフルセット
4時間48分で世界117位のイストミンが破り
大金星をあげたのです。
イストミン(30歳)は試合後
「今日のテニスはすごかった。自分でもびっくりしている。
コーチのママ、応援してくれた皆、ありがとう。
自分でも気持ちのコントロールが出来ない。
このレベル でテニスが出来ることに自信がついた」と
自分自身でも驚きを隠せていませんでした。
イストミンの最高位
これまでイストミンはツアーで1勝をあげ、
世界ランキングの自己最高記録は
2012年の33位です。
それにしてもすごい番狂わせですね。
試合直後のイストミンのコメント
世界ランク117位のD・イストミン(ウズベキスタン)が、
オンコ ートインタビューで試合後にコメントをしました。
「ジョコビッチ、ごめんなさい。人生で最高の勝利」と喜びを語っています。
ジョコビッチのコメント
男子シングルス2回戦で、敗れたノバク・ジョコビッチ。
粘り強い鉄壁の守備を誇るノバク・ジョコビッチ(セルビア)の姿はその日見ることは
できませんでした。過去5戦無敗のイストミンのサーブに押されて
ジョコビッチはミスを連発しました。
「できることはほぼなかった。すべてで脱帽だ」と淡々と試合後にコメントしています。
イストミンの快進撃は続く
その後もイストミンの快進撃は止まりません。
テニスの全豪オープンは21日に、男子シングルス3回戦が行われました。
2回戦で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を破り大金星を
あげた世界ランク117位のD・イストミン(ウズベキスタン)は
第30シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-4, 4-6, 6-4, 4-6, 6-2の
フルセットで下し、大会初のベスト16進出を果たしています。
この試合のファイナルセットでイストミンは、カレノ=ブスタから
ミスを誘い出し、先にブレークに成功しリードを守り続けました。
4回戦では、第15シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と
第18シードのR・ガスケ(フランス)の勝者と対戦する予定です。
不調が続くジョコビッチ
全豪は過去6度の優勝を誇るが、
昨年の全仏で史上8人目の4大大会全制覇を達成してからは
彼の持ち前の安定感が崩れててしまっています。
昨年のウィンブルドン選手権で3回戦にて敗退するなど
世界1位の座をアンディ・マリーに譲りわたしました。
絶対王者から陥落してしまった彼。
「自分のパフォーマンスは満足できなかった」と言いながら多くを語りませんでした。
その姿はいまだに不調から抜け出せないもどかしさを感じさせました。
まとめ
世界で1位になれば永遠にその位置を守り続けることは
誰にも出来ないとは分かっていること。
でもいちいち順位がかわると世界が注目してしまいます。
安定した彼の堅い守りのテニスが
早く復活する事を願ってやみません。