海外生活をはじめて、生活の仕方が変わったことの中に食生活があります。
日本にいるときは、丸ごと1羽の鶏をさばくことなんてなかったですから(笑)。
今日は日本とブラジルの食文化の違いについて考えてみたいと思います。
日本とブラジルの食文化の違い 『魚』
日本は海に囲まれた島国。
そしてブラジルは広大な面積をもつため東側の海までが遠い。
ということで、ブラジルでは新鮮なお魚の流通量はごくわずかなんです。
そこが全く日本と違うんですね。
日本のように気軽にお魚はなかなか食べれません。日本では、
サンマが百円で食べれるとか、すごいことなんだとブラジルに来て知りました。
ブラジルでも、大きめのスーパーに行けばとれた新鮮な大きなお魚を売っています。
市場でみかけると買いたいなと思うんですが、高級食材なみの値段なんですね。
なかなか手が出せません。
冷凍してあるパックに入った白身のお魚なら、どこのスーパーにもありますが、
それでもお肉に比べると3割から5割ほど割高になります。
日本とブラジルの食文化の違い 『鳥肉』
ブラジルでは丸ごと1羽が袋に入ったものが並んでたくさん売られています。
日本では、スーパーに行くと鳥肉がパーツごとに売られていますよね。
きれいにきり分けられて、『ささみ』『胸肉』『もも肉』といった具合ですね。
しかも安い!
ずーっとその中で生活してきたので、自分自身で丸ごと1羽の鶏をさばくという
経験が私は今までありませんでしてた。
丸ごと1羽のお肉は食べたことはありましたが、お店では切り分けてくれますからね。
ブラジルでも『胸肉だけ』とか『もも肉だけ』になってパックされたお肉もあるんですが、
手間賃とでも言うべきかお値段が3割か5割以上、アップします。
丸ごと1羽で買うよりも1キロあたりのお値段がかなり高くなるんです。
ということで節約のために、丸ごと買うようになりました。
でも、最初は『キャー!キャー!!』いいながら切り分けていました。
というのも、はじめて丸ごとで買ったときに、袋をあけて中身を出したときのグロテスクな感じは
もとより、頭とか足の入ったものが袋に入って鶏のお腹の中からでてきたんです。あのときの衝撃は今でも忘れられません。
我が家ではその頭と足の部分を取り出すのは旦那さんの仕事です。
日本とブラジルの食文化の違い 『お米』
日本のお米とブラジルのお米は何が違うかと言えば、日本のお米はくっついていて、
ブラジルのお米はパラパラになるお米という点です。
『インディカ米』という品種で、細長く、タイ米みたいな感じです。
これを毎回、お鍋をつかってガスコンロで炊いています。
でもこれはこれで美味しいんです。お米に合った炊き方さえすればですね。
ただし、お寿司には不向きです。
ですので、ブラジルで日系人の方はお寿司を作りたいときは、
日本のお米の品種に近いものが最近ブラジルでも作られているので、
わざわざお米を変えて作っています。
先日「もみじというブランドがいいよ。」と日系人の方に教えてもらいました。
近いうちに買ってこようと思います。
まとめ
海外の食材比較、日本とブラジルの違いはいかがでしたでしょうか。
近いうちに、鶏の切り方もアップしたいと思います。
日本は食材も全般的に安いし、いい国だなとつくづく思いました。
Have a nice day!
→ブラジルと日本の文化の違いはこちら