ブラジル編

【海外のニュース】トム・ハンクスアカデミー賞候補落選なのにリスト掲載の悲劇と日本作品のノミネート

名優にまちがいないトム・ハンクスに

あってはならないことが起きてしましました。

こんなことってあっていいのでしょうか・・という

アカデミー候補者の誤報の話題です。



%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e8%89%b2  プロフィール

 

■氏名:トム・ハンクス(Tom Hanks)

■本名: Thomas Jeffrey Hanks

■生年月日: 1956年7月9日(60歳)

■出生地: アメリカ合衆国 カリフォルニア州

■身長: 185cm

■職業: 俳優・プロデューサー・映画監督・脚本家


%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e8%89%b2  主な出演作品

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彼の出演された映画はほとんど見ていますが、

その中でも強烈に印象に残っているのは

『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』

『グリーンマイル』ですね。

本当にいろんな役柄ができるところが彼のすごいところだと思います。

個人的にすきな作品は『アポロ13』と『キャスト・アウェイ』『ターミナル』です。

キャストアウェイでは島にサバイバルする役のために減量して

そこまでか・・というほど減量して撮影にのぞまれていました。

その他にも有名な作品は

『プライベート・ライアン』やデカプリオも出演している

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』や

『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズがあります。


%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e8%89%b2  名優に起こった悲劇

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第89回アカデミー賞の候補者が発表されましたが、

あやまって今回は落選していた トム・ハンクス『ハドソン川の奇跡』の

名前を載せてしまったのです。

実際に主演男優賞にノミネートされたのは、

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレック、

『ハクソー・リッジ(原題)』のアンドリュー・ガーフィールド、

『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング、

『はじまりへの旅』のヴィゴ・モーテンセン、

『フェンシズ(原題) / Fences』のデンゼル・ワシントンの5人でした。

トム・ハンクスは幻の6人目の候補として名前が表示されてしまったのです。

同賞を放送する米ABC局のデジタル部門が謝罪しました。



%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e8%89%b2  その他にも誤報

主演女優賞でも実際にノミネートを果たした女優の名前の代わりに

落選した女優の名前を掲載したというから驚きです。

候補者になったルース・ネッガ(『ラビング 愛という名前のふたり』)の代わりに、

落選したエイミー・アダムス(『メッセージ』)の名前がリストに掲載されてしまったといいます。

候補者一覧はすぐに修正されましたが、騒動に巻きこまれたエイミーは、

間違いが正されるまで、自分が候補者としてリストされたことには気づかなかったといいます。

トム以上にエイミーは有力候補とみなされていた女優のため、

多くのファンが残念がりました。

主演女優賞には、同じくノミネートから落選した

アネット・ベニング(『20センチュリー・ウーマン』)の名前も一瞬掲載されました。

こんなこと、あってはならないですね。




%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e8%89%b2  日本の作品のノミネート

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非常にアジアで人気のあった『君の名は。』は受賞を

逃しましたが、そのほかの日本の作品が

アカデミー賞ノミネートされました。

長編アニメーション賞にはスタジジオジブリが『レッドタートル ある島の物語』で

ノミネートされました。これで同賞には、日本が関わった作品が

連続で4年ノミネートとなっています。

そして注目してほしい映画が、同賞のノミネート作である

『Kubo and the Two Strings(クボと2本の弦)』です。

この作品は、作品の舞台が「日本」なんですね。

製作したのは『コララインとボタンの魔女』などのライカスタジオ。

同社はストップモーション・アニメで有名な制作会社です。

長編アニメの主流となっているのはCGですが、

1コマ1コマを動かすアニメ本来のプロセスにこだわって制作しています。

『Kubo』は、何百年も前の日本で吟遊詩人として静かに暮らす主人公のクボが、

祖先の霊と出会い、戦士となる物語です。内容は冒険ファンタジーですが、

独特の味のあるストップモーションの手法も効いてかつ、主人公のクボが

「三味線」を武器に猿やカブトムシを従えて旅する内容が日本の民話からの

影響も見つけられつつ、日本カルチャーへの敬意があふれた作品となっています。

 

 

さらに、アカデミー賞ノミネートによって、日本が舞台の2つの作品への

期待が高まっています。

『沈黙ーサイレンスー』は撮影賞のみの候補入りとなりましたが、

それ以上に注目が高まったのがメル・ギブソン監督の

『ハクソー・リッジ(原題)』です。

作品賞、監督賞など6部門でノミネートの快挙を達成しました。

メル・ギブソンも素晴らしい監督さんになりましたね。

この作品は第二次世界大戦中の沖縄戦が背景で、

実在の米兵をモデルにした作品です。

 

志願して入隊しましたが、宗教上の理由で「銃は持たず、絶対に人を殺さない」ことを

頑に守り、上官からは激しく非難されながらも、衛生兵として

戦友の命を救うことに徹する主人公を描いています。

タイトルは、激戦の場となった沖縄北部の崖の名前(米軍の呼称)です。

 

残念なことに『ハクソー・リッジ』も『沈黙』も日本でロケは行われていませんが、

同じ年に、日本が舞台の作品がノミネートされたので今回のアカデミー賞は

いつも以上に興味を持って観れますね。

 

アカデミー賞授賞式は、2月26日(現地時間)。

日本では27日になります。

 



%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e8%89%b2  まとめ

アカデミー賞の華やかな舞台の前に

悲劇が起こってしまいました。

しかし、だれしも彼のこれまでの功績と実力を

称えていると思います。

次回は本当にノミネートされるといいですね。

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