猫好きの人を悩ませる問題の一つに「ノミ」
のことがありますね。
愛猫にノミを発見!
早速病院に行って来ました。今日はそのお話です。
購入したノミ駆除方法とお薬
今日行った動物病院です。
例えば、今回ノミ駆除用の薬を病院で買ったのですが、
値段は「43レアル」でした。
今日の為替レートが円に対して35.2なので
日本円に換算して1513円になります。
以前日本で、ノミ駆除用の薬を買ったときはもう少し安かった記憶があります。
収入は6分の1から10分の1で、支払いはさらに高いということが
ブラジルの現実です。
買った薬はこちらです。
箱を開けてさらに中の包装を開いてでてきたのは、
小さなお薬。
猫の首に添付するタイプの物です。
早速つけてあげました。
ブラジルのペット事情
ブラジルでは防犯の意味もこめて、犬を飼う人も多く
マンションでも大型犬を飼っているところをよく見かけます。
街を歩いていると、住宅街のマンションの窓の間から、
ひょこっと顔を出して任務にあたっているワンちゃんを時折みかけます。
また、猫を飼っている人も多く、1匹だけでなく犬と猫1匹ずつとか、猫2匹
猫3匹なんて風に飼っている人も多いですね。
ペットショップや動物病院の数
ブラジルに来るまでは、まさかここまでペットを飼う人がいるとは
知りませんでした。
それ以上にペットショップや動物病院の多さにも驚かされます。
日本ではペットショップは小さな店舗では生き残れなくて、
最近では大型ショッピングモールの中に店舗として入っているところが
多くなっていますね。
ブラジルでは個人のお店がワンブロックに1店舗、2店舗とあり、
病院も含めるとさらに増えます。
それだけニーズと供給がマッチしているということなんですね。
エサ代や医療費など
ただでさえ物価が高いブラジルで、動物病院やペットショップで
購入する物はいたって高額です。
生活水準の安定した家庭でなければ
支払うことはできないと思われます。
日本でもそうですが、ブラジルでも犬のシャンプー代は高額ですし、
例えば猫のエサ代を例にしてみましょう。
2キロのドライフードで1000円~1500円ほどかかります。
トイレ用の砂は4キロで300円くらいです。
日本にいたときに8キロで398円くらいで砂を飼っていたので、
すごく高いなと思います。
ペットはステイタス?
それでも町中を靴をはいたり、服を着たワンちゃんをつれて
お散歩しているところをよく見かけます。
もともと貧富の差が非常に激しいブラジルの裏事情も
かいま見えてきます。
拾ってきた材料でテンロを作って子供たちと暮らしている
家族もいる一方で、24時間セキュリティーも万全な
高層マンションに住んで、高額なペット用の服を購入できる人たちがいます。
日本でもホームレスの人は見かけるけれど、
小さな子供をつれて家族でテント暮らしをしている人は
私は見かけたことがありません。
まとめ
『猫のノミ駆除と費用』いかがでしたでしょうか。
国が変われば背景は違いますが、
ペットを愛する気持ちは同じです。
だからこそたき医療費もエサ代もがんばって払おうとするんです。
日本での無責任な飼い主によって捨てられた
ペットの殺処分の数が少しでも減ることを遠い空の下から
願うばかりです。