不動産手続き

準確定申告(不動産所得あり3000万円特別控除の特例)必要書類

確定申告なら聞いたことがあるけれど、

準確定申告』ってあまり聞きなれない言葉ですね。

これは海外に移住する際、転出する日までに

行う必要がある確定申告のことです。

 

私が『準確定申告』を行った時の内容を、

備忘録としてまとめました。

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  準確定申告について

『準確定申告』とは、いつもなら3月に申告する確定申告を

前倒しにして行うというものです。

 

これは、代理人をたてることが出来れば(出国前に書類提出必要)、

3月の申告でもできますが、

私の場合は両親に負担をかけたくなかったので、

出発前に自分で行うことにしました。

 

特に所有していた不動産を売却したこともあり、きちんと手続きしないと

本来払う必要のない税金を課税されてしまう場合もあり

大切な手続きだったのです。

 

今回不動産売却に関して10年超所有軽減税率の特例の適用と、

買った時よりも少し利益があり買い替えをしていなかったので、

3000万円特別控除を適用することで

非課税にするという手続きが必要でした。

  不動産所得ありの3000万円特別控除に必要な書類

・購入時の契約書のコピー

・購入にかかった経費の領収書コピー

・売却時の契約書のコピー

・売却にかかった経費の領収書コピー

・住民票の徐票

(売却した不動産に住まなくなって2か月を超えた日以降に発行されたもの)

・売却した不動産の登記事項証明書 ※私はコピーでお願いできました。

確定申告書の書き方については下記を参考にしてください。

◇国税庁ホームページ

不動産売買の際、信頼できる不動産業者は税金関係の詳しいパンフレットをすでに準備してあります。そういった資料を請求して

活用すると楽になります。

ちなみに準確定申告と確定申告のおもな違いは申告時期だけで、

申請用紙はおなじものでよく、書き方も手書きで申請用紙の上の所に

」と書き足せばOKです。

確定申告は今までに何度か行っていましたが、注意点としては

本来であれば時期が近付くと送られてくる保険会社からの支払

証明書類など前もって自分で連絡し準備する必要があります。

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  医療費控除について

医療費控除など受けたい場合は、いつもの確定申告と変わりなく

領収書を添付すれば大丈夫です。
不動産を買った時と売った時の書類をもとに、計算する所があるのですが、

事前に税務署に何度か足を運び、必要な書類や、記入見本など

頂いてきていたので、購入時の建物価格を出す所と、建物の

減価償却する所の計算に少し時間がかかりましたができるだけ

自分で計算して、わからないところは鉛筆で書いて申告時に

相談しました。

親切な担当者の方だったので、大変助かりました。

  還付金について

手続きが完了して還付金が戻ってくるまでに、1カ月ほどかかるとの

ことでしたが、私の場合はその頃には国内に住所がありません。

税務署から送られる書類は、転送不用の扱いで送られるため、

いったん送ったハガキが受取人がなく税務署に1度戻ってから、

改めて連絡先として伝えた実家にハガキが届くということでした。

 まとめ

最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます。

移住手続きは一度に多くのことを
行っていかないといけません。

これはかなりの労力が必要なことですし、
渦中の方は、大変な思いをされているのでは
ないでしょうか。

それに加えて『準確定申告』などに要する
不動産の手続き書類など数も多く面倒ですが、

税務署に直接行く前に一度電話をして、
税務署の方に確認をされると
その後の手続きがスムーズに行きます。

ご参考になれば幸いです。
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